日経(H23.11.11)社会面で、今年から始まった司法試験予備試験に、116人が合格したという記事が載っていた。
この試験は、金銭的な理由で法科大学院に通えない人にも法曹の道を確保する目的で始まったものであり、理念としては素晴らしい。
しかし実際には、優秀な人が、法科大学院の2年間をバイパスする手段として使うと思われる。
実際、今回の合格者の最年少は20歳であり、この人が司法試験に合格すれば、法科大学院の2年間を経ることなく法曹資格を得ることになる。
結局、試験制度をどのように改革しても、理念と実際が異なるのが現実である。
そうであれば、試験制度をあれこれいじらず、かつてのように司法試験一本で合否を決めた方がすっきりすると思うのだが。
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