今日の日経を題材に法律問題をコメント

2011年12月28日(水) 第三者が参加できず、非公開の設定だけで十分か

 日経(H23.12.28)社会面で、裁判員裁判に関する個人情報を弁護士が誤ってインターネット上に掲載した問題で、最高裁は、日本弁護士連合会に対し、事実関係を調査して説明するよう申し入れたと報じていた。


 最高裁からこのような申し入れがあること自体、日弁連としては情けないことであるが、仕方ない。


 日弁連も危機感を持っており、会員弁護士に、「メーリングリスを使う場合には、第三者が参加できず、非公開の設定にするよう」に指示を出した。


 しかし、それだけでは不十分ではないかと思う。


 そもそも、メーリングリストでの情報交換は有用であるが、具体的な氏名まで明らかにする必要はないはずである。


 それなのに公開されたのは、書面をファイル添付して安易に情報交換したからであろう。


 それゆえ、ファイル添付を禁止するくらいはしないと、事故の再発は防げないのではないか。


 < 過去  INDEX  未来 >


ご意見等はこちらに
土居総合法律事務所のホームページ


My追加
-->