| 2012年01月26日(木) |
JR福知山線脱線事故 神戸地検は控訴を断念 |
日経(H24.1.26)社会面で、JR福知山線脱線事故で業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本の山崎前社長を無罪とした判決について、神戸地検は控訴断念を表明したと報じていた。
神戸地検は「控訴しても一審判決を覆し、有罪を獲得できる新たな主張・立証をできる見込みがない」と判断したとのことであり、やむを得ない。
「前社長の起訴は、市民目線を重視した」のであるが、逆に言えば、証拠が不十分な中での危うい起訴であったといえる。
この事故では、他にも歴代3社長が強制起訴され、同地裁で公判前整理手続き中である。
無罪となった山崎前社長は安全対策を統括する鉄道本部長だったが、歴代3社長はそれよりもなお現場から遠いから、無罪になる可能性は高い。
かりに、強制起訴した事件で次々と無罪判決が出た場合、制度そのものを見直す必要が生じるのではないか。
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