今日の日経を題材に法律問題をコメント

2012年06月11日(月) 「法的チェック」とは何か

 今日は休刊日なので昨日の日経(H24.6.11)であるが、7面で、スカイマークが搭乗客に、「苦情は受けつけません」「収納の手伝いはしません」「機内での苦情は公共機関に訴えてください」と記した文書を配った問題について、スカイマーク社長のインタビュー記事が載っていた。


 配布した文書の趣旨は『ヘビークレーマー』対策であったとのことであるが、インタビューの中で「法的なチェックはすませ、周到に準備した。」と言い訳していた。


 しかし、この社長は、「法的チェック」とは何かを十分理解していないように思われる。


 私は、「法的チェック」とは、それが違法かどうかをチェックするだけではないと考えている。


 もちろん、違法かどうかの確認は当然であるが、それだけでなく、その表現をした場合の影響などもイメージし、アドバイスしている。


 ところが、この社長が悪いのか法務担当が悪いのか分からないが、この会社は、配布文書の違法性だけをチェックしたようである。


 その結果、あちこちから叩かれてイメージダウンしてしまったのである。


 < 過去  INDEX  未来 >


ご意見等はこちらに
土居総合法律事務所のホームページ


My追加
-->