| 2013年02月04日(月) |
出版社に著作隣接権? |
日経(H25.2.4)法務面で、出版業界が書籍に関する著作隣接権を求める動きを強めているという記事が載っていた。
作家が持つ著作権と同じような権利で、出版社側はインターネット上の海賊版対策に自らが権利者となって動けるなどの利点を強調している。
すでに著作権法では、放送局、レコード会社、有線放送会社、実演家(俳優・歌手など)の4者に著作隣接権が与えられている。
それゆえ、出版社にも与えて欲しいということである。
しかし、新しい権利を創出するとなると、様々な利害関係者がからむので、なかなか意見はまとまらないようである。
私見では、大きな方向としては、著作権やその周辺の権利を強めない方向の方が、文化の発展に寄与するのではないかと思う。
著作権等の権利を強化しすぎると競争原理が働きにくくなるからである。
ただ、これも人によっていろいろな価値判断があるので、難しいし、現状はむしろ著作権保護の方向に動いているようであるから、少数意見かも知れない。
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