今日の日経を題材に法律問題をコメント

2013年05月02日(木) 被害回復の対策を講じるべき

 日経(H25.5.2)社会面で、成年後見人として預かっていた1千万円の預金を横領したとして、東京地検は、元東京弁護士会副会長の弁護士松原厚容疑者を業務上横領容疑で逮捕したと報じていた。


 対策として、日弁連は、報酬金と預かり金の区別の徹底などを指示しているが、その程度では解決しないだろう。


 残念ながら、今後もこの種の事件は起こると思う。


 その場合に、一番悲惨なのは被害者であろう。


 弁護士が逮捕されても、横領された金が返って来なければ何の意味もないことであり、被害者にとって一番大事なのは被害回復である。


 そこで、後見人候補の登録をしている弁護士から、毎年1人1万円ずつ集めて基金を作り、万が一のときにそこから被害者に弁償することにしてはどうだろうか。


 ほとんどの弁護士にとっては迷惑な話であるが、被害者のことを考えると、それくらいの方策を取らないといけないのではないかと思う。


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