日経(H25.7.11)社会面で、結婚していない男女間に生まれた婚外子(非嫡出子)の相続分を、法律婚の子(嫡出子)の半分とする民法の規定の合憲性が争われた事件で、最高裁は弁論を行いたと報じていた。
最高裁で弁論が開かれる場合には、判例変更などにより原判決が見直されると言われている。
確かに、原判決を変更する場合には、被上告人にも反論の機会を与える必要があるから、弁論を開く理由はあるといえる。
しかし、実際には、弁論を開く時点で、裁判官は評議を重ね結論を決めている。
それゆえ、最高裁の弁論は形式的なものである。
もちろん、いきなり郵送で書面が届き、結論が分かるよりも、なるべく弁論を開いた方がいいわけであるが、何となく単なる儀式だなあと思ってしまう。
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