今日の日経を題材に法律問題をコメント

2013年07月11日(木) 最高裁の弁論

 日経(H25.7.11)社会面で、結婚していない男女間に生まれた婚外子(非嫡出子)の相続分を、法律婚の子(嫡出子)の半分とする民法の規定の合憲性が争われた事件で、最高裁は弁論を行いたと報じていた。


 最高裁で弁論が開かれる場合には、判例変更などにより原判決が見直されると言われている。


 確かに、原判決を変更する場合には、被上告人にも反論の機会を与える必要があるから、弁論を開く理由はあるといえる。


 しかし、実際には、弁論を開く時点で、裁判官は評議を重ね結論を決めている。


 それゆえ、最高裁の弁論は形式的なものである。


 もちろん、いきなり郵送で書面が届き、結論が分かるよりも、なるべく弁論を開いた方がいいわけであるが、何となく単なる儀式だなあと思ってしまう。


 < 過去  INDEX  未来 >


ご意見等はこちらに
土居総合法律事務所のホームページ


My追加
-->