| 2014年01月09日(木) |
逃げるときは深く考えない |
日経(H26.1.9)夕刊で、集団強姦などの疑いで逮捕された容疑者が横浜地検川崎支部から逃走した事件で、神奈川県警は、全国指名手配していた容疑者の身柄を確保したと報じていた。
逃走しても、結局は身柄を確保されるのであるが、逃げる瞬間はそんなことは考えないようである。
以前、少年事件の付添人をしたときに、家裁で児童自立支援施設等送致となったが、その施設に送致される途中で逃げた事件があった。
すぐに見つかり、後日、面会に行ったときに「なぜ逃げたのか。見つかって、かえって面倒なことになるとは思わなかったのか」と聞くと、「とにかく施設に行くのが嫌だった。」「そんなこと(面倒なことになること)は考えなかった」と言っていた。
本件の容疑者も逃げる瞬間はあまり深く考えなかったのではないだろうか。
なお、この事件は容疑者の勾留決定前の逃走なので、刑法の逃走罪には該当しないことになる。
この点は、刑法改正の検討の余地があるかもしれない。
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