| 2014年08月22日(金) |
裁判では「正直と反省」が大切である |
日経(H26.8.22)社会面で、漫画「黒子のバスケ」を巡る連続脅迫事件で、東京地裁は、威力業務妨害罪に問われた被告人に対し、求刑通り懲役4年6月の判決を言い渡したという記事が載っていた。
一瞬「重い判決だなあ」と思ったが、犯罪自体が、上智大の構内に硫化水素を発生させた容器と脅迫文を置いたり、毒物のニコチン入りの菓子と脅迫状をコンビニなどに送り、商品を回収させたりしており、非常に悪質である。
それだけでなく、被告人は、「反省しない」として謝罪を拒否したようである。
裁判では「正直と反省」が重要である。
正直に供述し、反省の態度を示すことにより刑が減軽されるのであり、それがない場合には刑は非常の重たくなる。
「黒子のバスケ」の事件では、「反省しない」と言い放っているのであるから、求刑通りの判決となってもやむを得ないだろう。
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