| 2014年11月05日(水) |
母親と祖母を殺害した少女に1万人の嘆願書 |
日経でなくネットニュース(H26.11.5)で、北海道南幌町で母親と祖母を殺害したとして高校2年生の三女が逮捕された事件で、同級生らが、三女の処遇に配慮を求める嘆願書と約1万人分の署名を札幌地検に提出したと報じていた。
三女の同級生や保護者らが街頭活動を始め、インターネット署名約800人分を含む1万534人分が集まったそうである。
しかし、検察官や裁判官はほとんど考慮しないだろう。
その少女のことを知らない人が署名しても、処分を考える観点からすれば何の意味もないからである。
記事では、「応対した地検の担当者は『趣旨は理解しました』と述べた」とのことであるが、それは「あなたの言い分は分かりましたが、そのとおり処分するかどうかは別ですよ」という意味である。
ただ、同級生らが「何とかしたい」と思う気持ちは大切だし、それは少女の更生にプラスになるであろうから、無駄ではないが。
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