日経(H26.12.15)社会面で、衆院選と同時に実施した最高裁裁判官の国民審査で、5人の裁判官全員が信任されたと報じていた。 国民審査制度は、最高裁裁判官に対する民主的コントロールのためのものであり、理念としては素晴らしいと思うが、国民の関心は低く、実態は形骸化している。 それゆえ、国民審査制度は廃止して、むしろ、最高裁裁判官の選任過程をもう少し透明にした方がよいと思う。 ただ、そのためには憲法改正が必要であるが。