| 2015年03月27日(金) | 
球場でファウルボールが当たって失明した女性に損害賠償命令 | 
  
 日経(H27.3.27)社会面で、札幌ドームの内野席でプロ野球観戦中にファウルボールが当たって右目を失明した30代女性が日本ハムなどに損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁は、球団などに約4190万円の支払いを命じたと報じていた。
 
   球場では大型ビジョンなどで注意喚起していたが、裁判所は、それでは不十分と判断したものである。
 
   アメリカでは、リスク承知で観戦しているとされて、このような場合の損害賠償請求はほとんど認められないという記事を見たことがある。
 
   しかし、注意していてもライナー性のファールボールを避けるのは困難な場合にもあるから、防護ネットなどの安全対策は不可欠であり、日本では、アメリカのような判断にはならないだろう。
 
 
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