今日は休刊日なので、昨日の日経(H27.5.7)社会面であるが、土地の境界を明確に記した地図の整備が首都圏や大都市で進んでおらず、昨年4月時点の整備率は東京で19%、大阪12%、名古屋21%に止まっているという記事が載っていた。
記事で言っているのは地籍調査というものである。
登記所に備え付けられている地図や図面の中には、明治時代に作られた公図などをもとにしているものもあり、そのような場合には、境界や形状などが現実とはかなり異なっている。
また土地の面積も正確ではない。
そこで、国、県の補助を受けて、市町村が正確な地籍を調査しているのである。
東京の整備率は19%とのことであり、実感に近いが、全国平均では50%を超えているので、意外に整備されているといえる。
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