| 2015年05月11日(月) |
マイナンバーの利便性とリスク |
日経(H27.5.11)4面で、「マイナンバー、そんなに心配?」として、マイマンバーの有用性について書いていた。
その中で、カルテをマイマンバーと結びつけることに日弁連が反対しているが、それは杞憂ではないかとしていた。
所得だけでなく、カルテなどあらゆる情報がマイナンバーで結びついていれば、利便性は高まることは間違いない。
ただ問題は、あらゆる情報がマイナンバーに結び付けられことによるリスクである。
スマホにすべての情報を入れ、電車に乗るのも、買い物をするのもスマホで済ます人は結構おり、それはそれで便利だと思う。
ただ、そのスマホを失くしたとき、盗み見られたときのリスクは当然ある。
マイナンバーでも、情報を分散して管理した方がよいという考え方もあり得るわけで、日弁連はそのような立場なのだろう。
結局は、様々な情報を一つの番号に結びつけることの利便性とリスクとのどのように考えるかがポイントということになる。
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