先生妄想日記 |
2004年07月05日(月) 都会な男 夏休みに入った大学もあるのか、遠方に進学した卒業生が、校内をチョロチョロしている今日この頃。 スポーツ科みたいのんの寮に入ってた子も、職員室に挨拶に来ていた。 「あれまぁ、久し振り」 「うす。お久し振りす」 「まぁ、まぁ、すごいねぇ。すっかり都会の男になっちゃって」 「あはは、そうすか?」 わ、笑い方まで爽やかに…! 昔はモキョモキョ笑ってたのに! ていうか見事なボウズだった髪が、長くなってる上に金色になってるよー。めそめそ。 しかし卒業してからこの数カ月で、驚くほど変わった彼。 校内だからわかったけど、きっと外で会ったらわかんないだろうな。 本当に普通にイマドキな男の子になっていました。 「先生も、変わりましたね」 「老けたとか言っちゃう?」 なんだとこんにゃろう。 ボウズな男子高じゃない君は、もうシモネタなんて言わないんであろうよ。 私は、シモネタだらけの君しか知りませんけども、あの頃の君もほんとに大好きだったよ。 また会えて良かったよ。 卒業する時、「先生、もう会う事はないと思うけど、俺、○○で世界一になるから。テレビ観て、“あたしコイツが通ってた学校で働いてんの〜”って自慢できるようにしちゃるけ」ってゆうてくれたし、まぁ実際そんな事自慢しませんけども、次はテレビの中の君に会いたいぜ。 |