2008年07月25日(金) |
熱帯夜の翌朝は当然暑い。 |
期待しないと言いつつも、 早めの各停に乗って あの人の駅で一度降りて ホームをちょっと移動して いつもの乗車位置で待つ というのは もう習慣化しているというか。
水曜日も早めの各停に乗った。
あの人の駅のホームに各停が入ると、 窓越しに あの人がいつもの場所に立って 漫画を読んでいるのが見えた。
2週間ぶりだ・・・。 ほっとした。
私は降りないで 快速との連絡駅まで乗って行くことにした。 その駅できっと あの人も快速に乗り換えるはずなので。 まるまる2両離れてるけど、 探せば見つかると思うし。
連絡駅で各停は3分停車している。 私はさっさと降りて あの人の車両のほうをじっと見ていた。 降りて来ない・・・。 きょうは乗り換えないのかな。
ゆっくりと あの人の車両のほうに歩く。 今朝はまた一段と暑いなあ。
快速が来た。 でもあの人は降りて来ない。 各停に乗ろうかな。
そう思った時、 視界の端っこに 各停から降りるあの人らしき人影が見えた。 でも、もう快速が来て止まってるし 多分このまま一番近いドアに乗るんだろうな。 そう思って私もその隣のドアから快速に乗った。
あ・・・れ・・・? い、いない・・・。 乗ってない? さっきのは人違い? それともやっぱりいつもの癖で 2両前まで行ったのかな? ってことは、 さっき降りた場所で待っていたら ちゃんと同じ車両に乗れてたんじゃん。 ちぇー。
降りる駅に着いた。 さっきのがあの人だったら 多分C線への乗り換えの通路に 一番近いドアから降りたはず。 急いで降りて、 首を伸ばしてそっちのほうを見たけど それらしき姿は見えない。
でも、多分いるはず。 私はC線のホームに向かって 通路を歩き出した。
いない? いない。 いなーい。
C線の電車の音がした。 降りて来た人たちがたくさん階段を下りてくる。 あの人はぎりぎり乗れちゃったかも? 残念・・・。
でも、 今さら引き返すわけにもいかなくて 混雑した階段を上る。 私はこの暑い中 何のために遠回りしてるんだろ・・・。
ホームに上がると ちょうどドアが閉まったところだった。 あーあ、行っちゃった。
けどしょうがない。 このまま遠回りして会社に行こう。 暑いけど。
諦めてホームを歩いていると、 乗り損なった人たちが 次の電車を待って列を作っていた。
その一番先頭に いた・・・。
漫画を読んでいる横顔。
5秒ぐらいしか見れなかったけど ちゃんといたから。 今日はこれでよしとしよう。
なんか振り回されちゃったな。 ふう。暑い・・・。
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