しあわせのかけら。
小さな子どもの頃、拾ったビー玉やもみじの葉っぱ、キャンディーの包み紙やグリコのおまけ・・・いろんなものをとっておきたくて“秘密の箱”に入れてたっけ。そんな日記、かな?

2008年08月19日(火)  百日紅。

先週の『篤姫』。
桜田門外の変で
井伊大老が亡くなった。
井伊直弼と言えば、
今までは非情でワンマンといった
悪役のイメージしかなかったけど、
そうでもないみたいで・・・。
ちょっと興味が湧いてきた。

このあいだ
お盆休みのプチ旅行のルートを地図で見ていたら、
井伊直弼ゆかりの地に寄り道できることに気づいた。
これも何かのご縁かも?

ねーねー、ちょっとだけ寄り道してもいい?
夫と子どもにむりやり「うん」と言わせる。

あまりゆっくりはできなかったし暑かったけど、
「ここか〜・・・」としばし感慨にふける。

小さいお城ってなんか好きだな。
それにこのお城からは
空と平野と山に加えて湖まで見渡せる・・・。

若いころ過ごしたと言われるお屋敷は
お盆のあいだ休館で入れなかったけど、
外から塀と門と庭の木立だけ観賞。
お屋敷の前の道はお堀に面していて、
井伊直弼が好きだったという柳並木が続いていた。

帰り道、お城のはずれに
背の高い百日紅(さるすべり)の木があった。
都会で見ると
少し暑苦しいピンク色だけど、
ここで見ると
周りの濃い茶色や白い塀、
鬱蒼とした木々の緑に映えて
ちょうどいい華やかさだ。

井伊直弼の生涯を描いた『花の生涯』は
NHKの大河ドラマ第一作目だったらしい。
こんど原作を読んでみようかなー。


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