しあわせのかけら。
小さな子どもの頃、拾ったビー玉やもみじの葉っぱ、キャンディーの包み紙やグリコのおまけ・・・いろんなものをとっておきたくて“秘密の箱”に入れてたっけ。そんな日記、かな?

2008年10月20日(月)  迷ってしまった。汗(1)

半年ぶりに婦人科に行った。

私は若い女医さん(えびちゃん先生)に
診てもらっている。
まだ若いのでちょっと頼りなく感じることもあるけど、
「さすがお医者さんだ」と思うことも多いし
じっくり問診してくれるし
エラソーじゃないところが気に入っている。

それはおいといて。

会社の始業時刻と同じ時間に診察の予約をして、
今朝も同じ電車に乗った。

でも。あの人は
いつもの場所を通り過ぎて
一番後ろの車両の乗車位置に行ってしまった。

そっか。20日前後だ。
だいたいいつもそれくらいの時期に
一番後ろに乗るのよね。
そしていつもの駅で降りずに
どこかもっと先まで行っている。
だけど私まで同じ車両に乗ったら
不審がられるかもしれない。
(あの人にと言うよりは周りの人に。)
まあ仕方ないか。
今日も一応姿は見れたんだし、
いつものとこに乗ろう。

そう思って
ぼーっとベンチに座っていた私は
ふと気がついた。

今日は私、仕事には行かないんだった!

病院に行くんだから!
いつもと違う車両に乗ってたって
不自然じゃないじゃん!
チャーンスっ!

と、自分の中だけで納得して、
こそっとあの人と同じ車両に乗った。

あの人は
我関せずで本を読んでいる。
(最近何か読み始めたんだけど何という本かは不明。)
ふーん。
同じ車両に乗っても
何てことないじゃん。
ちょっと悔しいけど。

途中で遠足の小学生(2年生)たちが乗ってきた。
小学生って、なんで学校によって
こうも雰囲気が違うんだろう。
今日の子たちはイマイチ行儀が良くない。
3人いる先生たちは、みんな
子どもたちのおばあちゃんぐらいの年齢だ。
何となく、
孫のお守りをしている感じに見える。
それで孫たちものびのびしちゃってるのかなあ。

にぎやかな子どもたちの群れの向こう側、
私からはちょっと離れたところで
あの人はまたまた我関せずで
本に熱中してる。

いつも私たちが降りる駅で
小学生たちが降りて行った。
とたんに車内はがらーんとすいてしまった。
急に無防備になったみたいで
少し緊張したけど、
あの人は相変わらず本しか見ていない。

さて。どこで降りるんだろうな。

1つ向こうの駅は、
特に何もない場所にあるので
多分そこでは降りないだろうな。
2つ向こうの駅は、
私が降りる駅で
あの人の同業者の事務所も
少なからずある場所だ。
3つ向こうの駅は
ターミナル駅の裏口みたいなところなので
そこで降りる可能性もある。

2つめか、3つめだろうな・・・。


オリーブAさんも色づいてきました!


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