長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年02月26日(木) 血とかの無慈悲

 似ている。そう思うだけで、其れを考えるだけで、虫酸が走る。

 血、とか。遺伝、とか。そういうものを信じたくは無い。私は私であり、他人は他人であるのだと、思いたい。


 残酷無慈悲な夢の中で私は落ちる。生涯、夢の中で何度落ちるか知れない。意味も無く訳も知らされず、只落ちるだけ。之で景色が良いとかそういう現象でもおまけに付いて来ればまだ許せるが、色も無し景色も無しのとことん迷惑な落下状況。
 何せ夢である以上仮説を立てることも出来ず検証を行うことも出来ず理論なんて無駄以外の何物でも無い。怪我をしないから良いというものではない。自分の不注意から落ちるのであれば如何にかするのに。夢とは、まこと残酷無慈悲。

 寒くなったり暖かくなったり神様が居るのなら文句の一つも言いたいところなのだけれど、天候に逆らおうとしている姿の方が莫迦らしいので辞める。
 人間が一番無慈悲だな、とも思ったりする今日此の頃。










 <<  道標  >>


一言メッセージフォーム。長文は此方をどうぞ。




片翼 [MAIL] [CLAP!]

My追加