長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年03月26日(金) 最近の事、之からの事

 ……また風邪かなと思いつつ薬を飲んで遣り過ごす一日。
 今日遣るべき事を明日に伸ばすのは好きではないのだけれど、明日遣るべき事を今日遣るかどうかは其の日の気分次第。然し年度末――というか年度始めを控えての今時分、今日出来る事は縦令明日まで待たずに遣るべきだと之以上に思った事は無い。嘆息。薬を飲むと直ぐに私は眠くなる。睡眠効果だけは効き過ぎるくせに風邪自体は然程よくならないのだから、我ながら困った身体である。

 部活、部活ね。集まり……部誌制作に関わる事も、飲み会も、全て含めて部会以外の集まり、中々行けなくて本当に悪いと思っている。部員としての最低限の責任は果たしたいと思っているのだけれど。……家庭環境を言訳にするつもりも無いし。今月末日は部室に必ず行きます。

 Annie Lennox の歌声を聴きながら勉強する。主に語学。最近は独逸語より英語に力を入れる――勿論両方遣るけれど。
 英会話の先生とは先日お別れしてきたわけだけれども。ネイティブと会話して実感せざる得ない事って日本語の発音が如何に楽かという事。日本語は難しいけれど日本語の発音って物凄く楽だなと。
 言語を学ぶ為に必要な事柄って幾つか在ると思うのだけれど、其れに優先順位を付けるのは難しい。単語と熟語含めた語彙力、文法力、発音の仕方、聞き取り、読解力? 言葉なんて曖昧なものに過ぎないと私は思うのだけれど言葉が無いと人間は他者と意思疎通することも出来ない。私が言語に興味を持ち言語を学ぶ理由と言ったら、他者と意思疎通する為なのかも知れない。
 私が初めて興味を持った外国というのがイギリスである。イギリス――其れもロンドンの霧に満ちた街並みではなくて、ウェールズの古城が長閑な野原に立つような静かな、牧歌的なところ。小学二年くらいのときに読んだ本が切欠だったと記憶している。題名は忘れたけれど、舞台がウェールズだった。だからか知れないけれど、白人黒人と言う前にケルトなる民族に興味を持った。ルーン文字も小学生のときに暗記した。
 中国とインドに同時に興味を覚えたのは某漫画の所為だろうけれど、ドイツやイタリア、続いてフランスやアメリカから地球全土に渡って?或いは日本に、興味を持つようになったのは歴史を勉強した所為かも知れない。
 以前の私は極度のアメリカ嫌いだったのだけれど、最近は其のアメリカ嫌いも改善されつつある。……アメリカ政府は如何遣っても好きになれないけれど。だから、そう遠くないうちに――数年のうちには実現させたい留学も、場所を問わなくなっている。英語圏ならアメリカが一番行き易いのも確か。オーストラリアは日本人留学生に優しくないらしいし。イギリスは行きたいけれど留学となると条件厳しいし。後はカナダとかかしら。ドイツだって別に良いのだけれど、私の独逸語力を考えると数年のうちには難しい。枠構造がね……枠構造とか接続法とか!

 知らない世界が多い。そう気付いた時には、私は此の知的好奇心を抑える事は出来ない。










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