2004年03月27日(土) |
Just sleeping |
貧血かな、と思ったときは自室に引き篭もるに限る。高校の時のように血液検査の山は避けたいし。年度変わりで忙しい事は忙しいけれど家庭教師も英会話も一回ずつお休みなので、登校日に合わせて体調管理すれば問題無し。
書いては消す。 跡形も無く。
アナログの日記、執筆用のメモランダム、それから。全て消したので良く覚えていない。只管に無意味な行為。或いは書くということに意味が有るのなら消すということにも意味が有るのかも知れない。只、形が残らないだけ。時間の無駄か、思考の無駄かは知れない。 幾つかの単語が連なった暗号を解くように、幾つかの単語を連ねていく。逆転する手段と目的。wordsmith という言葉に固執する。思考に刻まれた単語は、縦令意味を失っても刻まれたまま消失しない。 スピーカーから流れる音を五線譜に書き取った指が、今度は鍵盤の上で音を綴る。五線譜の上の音符を消して、指が綴る音が空に消えても、私の耳にだけは旋律が残っている。
只管に眠る。 眠りの中の薄闇は常に永遠のようでいて永遠ではない。其の先に見えるものが、見えるべき筈のものが、今は見えなくても。いつかは醒めてしまう眠りの中に居続けることは許されていないから、薄れていく望みに未練して、朝陽を迎える。 呼ばれたと思った瞬間に振り向かないと手に入れることが出来ないものが在るのなら、私はきっと其れを手に入れることが出来ない。
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