長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年04月05日(月) 空と、海と、

 暫定時間割完成。嗚呼、昨日丸一日潰してしまいましたが。締めて年間82単位! 多分、之が限界だと思う。……尤も、此の他にも能力開発センターなる講座を受ける予定だけれど。家庭教師が減った分の、割の良いバイトも探してあるけれど。今年は遊んでいる暇なんて本当に無さそう。
 之も全て来年の為。
 ――夏期休業中の京都and東京旅行は絶対行くけれど。

 七年振りの友人に会う。……変わってない? 否、変わったと思う。七年も経てば変わって然りなのだろうけれど。一寸、否可也、吃驚した。勿論之本人には内緒。


 渇望する。毎日じゃないけれど、時々。何を、か、よく解らないけれど、何かを渇望する。
 予定を詰め込んで無理矢理忙しくしてみせるのが渇望を埋める為の仮初であるのなら、そんなものでは到底足りない。欲求という言葉は何処か不適格で、パズルのピースのようには埋まらない。飢え。周囲の全てを拒絶すると同時に起きる渇きが苛ませる。
 扉も窓も永遠に開かれることが無くても。空も海も眺めることが無くても。空の広さを一度でも知ってしまったら。海の向こうに一度でも憧れを抱いてしまったら。
 たとえ自分には自由の翼が無いと解っていても、檻の外に出てみたいと願うだろうか。

 溢れ有り余るほどの情報社会の中に、困惑を解消してくれるものは何一つ無いけれど。










 <<  道標  >>


一言メッセージフォーム。長文は此方をどうぞ。




片翼 [MAIL] [CLAP!]

My追加