長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年04月10日(土) 色々

 久々に土曜登校というものをした気がする。高校時代だって二年間はまだ土曜授業が在ったわけだし、講習や試験で休日登校も珍しくは無かったけれど。……休日だと思っていた日の外出は流石に疲れる。
 新学期早々レポートの心配ばかりしつつ。

 幾つかの未だ慣れない新しい環境と、周囲における幾つかの微かな変化、それらが齎すものは途惑いではなくて、もっと細やかで深いもの。極細の針のように鋭く突き刺さるもの。
 日常が遣り切れないほどになってくると何処か広い場所に行きたくなる。海とか、湖を見下ろす展望台とか、空の広いところとか。行けないと理解しているから行きたくなる。行けると解っていたら、多分行きたくはならない。
 多忙とか、遊ぶ暇が無いとか、そういうことには多分慣れている。疲労に関する言葉は、多分他人を不快にするものであるし、あらゆる痛みと同じで他人には伝わらないものだから、こういう日記みたいな場所以外で言葉にすることは無いだろうと思う。否、言葉にしないように努力したいと思う。
 一人で過ごす時間が多くなるにつれて恐らく私は悲観的になっていくだろうけれど、何処か孤独な心を捜し求めることに時間を費やすのならば私は惜しまないかも知れない。

 凄く眠いしとても眠りたいのだけれど、こういう時に限って不眠なのね。おまけに遣らなければならないことは山ほどある。其の内の幾つかは義務で、残りの幾つかは趣味と義務が混合している。趣味が義務化してしまった瞬間から、遣りたいことから遣らなければならないことになる。之は、非常に辛い。今しか出来ないことを遣っている暇は無い。
 今宵何時に眠りに就くことが出来るかなんて解らないけれど、明日の朝起きなければならない時間は既に定められている。

 追記。今日の登校途中、地下鉄内部に閉じ込められた。人身事故だったらしい。足止め喰らった場所がすすきのという、然も時刻朝九時半という、何とも微妙な位置関係。車捉まえて大学に向かわなければ間違い無く遅刻していただろうな。全く、人迷惑な。










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