長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年04月11日(日) 今日の出来事

 久し振りに会った二人の従妹は、二人とも私より一つ年下で、一人は高校も同じ――所謂後輩で受験に失敗し一年浪人、一人は今年短大に合格して一人暮らしを始める。
 私と彼女達は決して仲が悪いわけではないのだけれど、何処か馬が合わない部分はある。必要以上に気を使う部分も、ある。短大合格した彼女には私より二つ年上の姉がいるので、恐らく其れが一つの理由だろうけれど。浪人した後輩の彼女は――今日気付いた、同族嫌悪だ。本質的に似ているところがあって、表面的にはまるで違う。血が近いだけに嫌悪する。……どちらが悪いわけでもないと思うけれど、之ばかりは仕方無い。

 久々に一日中パソコンに向かって過ごす。春休み中は夜の数刻しか向かっていなかったので本当に久々のような気がする。締切が決まった部誌用の作品に手を付けたり、調べ物をしたり。ディスプレイに向かう際に私は普段眼鏡を掛けないのだけれど、今日ばかりは眼鏡必須。疲れ眼かしら。

 明日は初めての演習で初の顔合わせ。十六、七人だった気がするのだけれど、多分自己紹介から始まるのだろうと思う。自己紹介……苦手。今から胃がきりきりしている。

 ドイツ語検定だけれど――札幌会場無いんですか。まさか本気で小樽まで行けと言うのかしら……。申し込みする前に再度調べ直さなければ。

 北国の春は遅い。桜どころか梅だって未だ咲かないし、最低気温は未だ氷点下の日もあるし、雪も残っているし。春眠暁を覚えず、と言えるくらい春めいてくるのは後数週間先かも知れない。其の頃にはきっと五月病の文字が躍り出すだろうけれど。
 世の中って上手くいかないように出来ていると思う。










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