長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年04月24日(土)

 先週の土曜日は確か霰が降ったのよね。今日は霙、と言うか雪。四月もそろそろ終わりの筈なのに。……寒い。

 映画見てきました。HIDALGO。如何して邦題を態々長くしてまで変えてしまったのだろう、ヒダルゴの侭で良いのに。映画の中でオーシャン・オブ・ファイヤーという言葉は一度しか出てきていないのに。
 勿論今日も授業は休み無しなので大学から映画館まで直行。上映開始時刻ギリギリだったので地下鉄構内を思い切り走りました。幸いかな、座席は然程悪くない場所を取ることが出来たけれど。
 確かにお金も時間も余裕は無いのだけれど。……月一くらいで気晴らしでもしないと精神的に追い詰められるばかりだし。そういう授業配分したのは私だけれど。最後まで遣り抜く為には甘い蜜も必要、ということにしておく。
 映画。ハリウッドらしくなくて意外だったけれど良かった。ヒダルゴ役の馬の演技が最高。しっかり演技している、ように見える。其の分撮影の苦労はあったのだろうけれど。

 さて、大量に出されたドイツ語の宿題と小泉八雲の作品集の和訳とレポートの為の読書を――取り敢えず明日までに終わらせなければ。


 読書日記。『バカのための読書術』(ちくま新書)小谷野敦著
 比較的面白かった方かしら。こういう本って作者の私情入り過ぎるけれど、読めない事は無い。ただ読書術として参考になるかと問われると微妙。学生身分には良い指針と言えるのかも知れないけれど、「読んではいけない」リストも確かに興味深かったけれど、反インテリ思想も私は嫌いじゃないけれど。
 毒舌ではあるのだけれど説得力に欠けると言うか。個性的だな、と思う程度に留めておいた方が良い気もする。










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