長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2006年02月02日(木)

 銀世界、なんて誰が言ったのだろう。世界は只管に白く、眩暈がするほどに、何処までも果てし無く白く、天と地の境界線も無く、白く、白く、其れだけ。

 切って貼ったような一日。

 春休み。
 単位を心配するような日常を送ってはいない。そう、精々 優 良 可 のどれで合格するかということくらいで、だから 不可 なんて有り得ない。私は案外優等生なのだ。というか、優等生を演じることなんて容易いという、只其れだけだ。其れは傍から見れば酷く莫迦莫迦しいことで――傍から見るまでもなく、酷く莫迦莫迦しいことなのだ。私は自覚している。其れでも辞めない(辞められない)のは、私が其の生き方しか知らないということと、私が其の生き方を選んだのだということ、其の二点に尽きる。
 加奈陀へ一ヶ月間 海外逃亡 したのが丁度一年前。如月12日に出国して、弥生12日に帰国した。一年。そして私は之から再び、我慢できずに、 海外逃亡 する予定だ。今度は独逸。来週、如月9日に出国し、六日後の14日に帰国する。一週間の短い逃亡。私は、 家 に辟易としていてる。今回の逃亡に関して、友人達には一切告げていない。親戚にも告げていない。私は一人で行く、基、一人で逃げる。冬の雪深き黒の森へ。










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