長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2006年03月21日(火) 残/遺

 紅茶を淹れながら、思う。砂時計が欲しい。3分用と、5分用。二つあれば2分も計れるし。でも今日の afternoon tea は葛餅と珈琲。モカ・ブレンドは一寸苦くて一寸酸っぱい。モカの酸味、苦手だ。


 最近、更新が多い。其れについて考えている。日記を書くだけの余裕がある――ということなのだろうか。其れは、とても喜ばしいことのような気がする。今は既に消してしまった高校時代のエンピツ日記は、更新頻度は其れはもう高かったけれど、大学入学後は殆ど更新しなくなって、月に片手くらいの更新。高校時代は荒んでいた――精神的に。荒むことで、満ちていた。大学時代は、枯れていた――精神的に。唯枯れていて、荒涼として、何も無かった。荒むことで満ちていたから書くこともあった高校時代と、荒涼として何も無かったから書くに書けなかった大学時代と。今は――無理して書こうとしている感じが強い。何かを、残/遺 そうとして。
 後一週間もすれば新学期が始まる。新年度だ。また、荒涼として、沙漠のようで、此処の更新も少なくなるのかも知れない。


 今年一年、人生最後の受験勉強をしようと思っている。










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