長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2006年04月12日(水)

 数回のガイダンス。健康診断諸々と、履修登録。序でに大学でのアルバイトの登録も終えて、先週の土曜から通常授業は既に始まっている。私自身は、実際平日毎日通学する事になるのだけれども、授業自体は水曜日のゼミナールと卒論だけ。木曜日はもぐりのゼミで、月火金は図書館だったりリテラシーTAだったりのアルバイトの為だけに通学することになる。――憂鬱だ。

 今日は久々のゼミで、二ヶ月振りに学友達と顔を合わせた事になる。就職活動の近況などを聞いていると、頭が痛くなる。焦る――私は就活の代わりに受験勉強をして、皆が今面接を受けているのに私の試験は二月頭で、内定を貰い始めている人が既にいるのに私の合否通知は二月半ばだ。焦らない筈が無い。大学受験は皆一斉だったけれど、今は私一人明らかに取り残されている。


 加速し始める時間。
 痛みを麻痺させる毒。
 傷を覆う見せ掛けの鎧。
 割れた滴の破片が散らばった大地を踏み締めるように、私は、時間軸を遵守している。










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