長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2006年09月27日(水)

 大学の、普通教室(ゼミ部屋)で、豚汁・たこ焼き・焼肉。
 ゼミは4限、卒論が5限。終了後から懇親会の予定で、私を含めた四年生女子三人は昼前――2限から下準備を始める。5限終了は六時なので、焼き物は当然その後からということになる。豚汁だけは、三年生に一足早く準備して頂いて。

 何千円か払ってお店に行き、飲み放題で出された料理を食べるだけというのは楽なのだろう、非常に。然し、私の所属ゼミは、成程、確かに変わっていて、昼からアルコール無しでトランプ大会といったゼミコンを過去に開いている。会費は一人頭千円以内で収まる。
 お店を予約するのではなく、ゼロから企画して、作って、後片付けまで――こういう懇親会は、楽しい。確かに楽しいだろう――多くの参加者は。数人の女子だけが莫迦を見るのだ。概ね、この損をする女子というのはアルコールを飲まない。


 言って良いことと悪いことがある。
 考えてはいても声に出してはいけないこともなる。
 不特定多数の前では口にしない方が良いこともある。

 無礼講なんて、本当は存在しないのだ。


 皆は喜んでくれたけれども。
 企画者である友人と私は、こういう懇親会を開く時は気をつけなければいけないね――と、密かに言い合った。とある男性先輩を、(私は以前から好いてはいなかったけれども)彼女は二度と信じないだろう。こういうことがあるから、私は男性不信になるのだ。










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