長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2006年10月29日(日)

 一度切り始めると暫く止まらないのは、悪い癖だと、思う。


 今日は日曜日にも拘らず、大学へ。文化の日を含む一週間は学部の特別習慣で、学部の授業が全て休講の代わりに特別授業が展開される。其の準備にやら何やら、色々。
 休日返上の無料奉仕。折角の晴れた日曜日の昼下がりなんだから、お茶にお菓子で優雅にのんびり過ごしたかった。

 朝9時半には家を出て、帰宅は19時だから、真っ当な仕事と同じくらいは働いてきたわけだ。細々とした作業、買出し、等々。勿論帰宅してからも残りの作業を続けるわけで――なんで、私、こんなことしてるんだろ――と自問してしまう。然も、遣るべき人が遣らないのだから、尚更だ。此の世の中、真面目な人ほど莫迦を見ている。

 帰宅途中に思わずマスカットーティー(中国緑茶ベース)を購入したのは、自分自身への御褒美なんていう奇麗事じゃなくて、単なる自棄買いだ。



 兄様を見ていると、苛々する。此の苛々が解消されない限りは――私は切り続けるだろう。どうせ冬になるんだし、誰にも見つからないし。春には家を出て行きたい。其れが、どのような形であれ。










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