はるもにあ...Hako

 

 

- 2000年10月28日(土)

あたしはセラピストに向いているのか?・・・わからない。
やりたいのか?それが大事なんだろう。今、この時点で。
・・・それすらわからない。
塾でバイトをしていて気になるのはいつも、
「塾に行きたくない」っていう子の存在。
やらなきゃいけないとわかってるのにやらない子の存在。
あんまりうまく用件を伝えられずに、困ったような顔した子の存在。
なにかしらそういう「うまくいかない」感をもつ子たちが、
気になって仕方がない。

こわい、と思う。
あたしがうけとめきれないほどの闇を抱えている人を。
その闇の中で、あたしもいっしょにいながら、
流されずにいられるのかどうか?
その人の回復を、信じられるのかどうか?

やってみなければ、わからない。
確かに、そうだし。だからあたしはやってみようと思ったのだけど。

すでに動き出してしまったから。
あたしはストップをかけてもいいのかどうか、迷っていた。

「このままやめても、またいつか、
あの時やっておけばよかったって言うんだよ!」

動き出してしまったから。
まだ止めてしまうのには早い。
もう少し走ってからでも遅くはないだろう。
そのうち何かが見えてくるのかもしれない。

そうだ、実際。やめることなんていつだってできるんだから。




母方のばーちゃん。入院してるのだけど、
あんまり容態がよろしくないらしい・・・。
というわけで、家族そろってお見舞いに行くことになった。
もう、先は長くないって。知ってたんだ。
意識がある状態で会えるのは、今回が最後かもしれない・・・。
しっかり、見てくるんだ。
目に焼きつけてくる。ばーちゃんの命。

母方の親戚にはいろいろ問題が山積み。
最近のうちのオカンはそれで悩んでばかりだ。・・・話聴かされてばかり・・・。
家族。兄弟。親。こじれたつながり・・・。それぞれの思惑。誤解。中傷。
老いとか病とか。
いろんなこと。見て、る。


...



 

 

 

 

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