LORANの日記
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| 2004年11月18日(木) |
「軍産複合体」・「ネオコン」・シオニズム |
「軍産複合体」とは軍事産業、政治家、軍事専門家などの集合体のことです。 彼らは世界的な緊張をでっち上げてでも扇動し、自らの利益を増やすことを意図 しています。アメリカの戦後の大統領、アイゼンハワーが彼らをこう呼び、危険な 存在であると言いました。ケネディ大統領は彼らに殺されたする「JFK]という映画をご存知でしょう。
リベラルな民主党大統領よりも、共和党の大統領の方が「軍産複合体」と組してい るようです。レーガンの時には大幅な軍事費増加が見られアメリカ経済は「双子の 赤字」と呼ばれる状態にまで悪化しました。ハリウッドでも大スターでなかった俳 優のレーガンが大統領選挙で勝てたのは、「軍産複合体」の全面的な支援があった からでしょう。 今回のブッシュ大統領は父親以上に、レーガンの時と同様に危険なパターンです。
「軍産複合体」と「ネオコン」(新保守主義)は緊密な関係にあります。 「ネオコン」はアメリカの単独世界覇権を意図しています。
「ネオコン」の思想はユダヤ人の「シオニズム」(イスラエル建国運動)に熱心な東欧出身のユダヤ系(アシュケナジ)にあり、「軍産複合体」と密接な関係にあります。アメリカ政府の中枢にいて政策決定の重要な政策推進者です。
アメリカが単独覇権に成功すれば、イスラエルを取り巻くアラブ諸国を抑えられる というのです。イスラム諸国に包囲されているイスラエルは、40倍もの人口比の中 で自国の安全のためにはアメリカの中枢に「ネオコン」を配置し、アメリカを自分たちの思うように動かすことが必要なのでしょう。
これを見るとカッコーという鳥の習性を思い出します。 カッコーは違う鳥の巣へ卵を産みつけ、いち早く孵ったカッコーの雛は他の鳥の卵 を巣から落としてしまいます。カッコーの雛だけが成長できるのです。 イスラエルはアメリカ政府へ「軍産複合体」を利用して近づき中枢へ入り込み、敵対するアラブ諸国をアメリカによる覇権によって封じ込めて自らの安泰を図ります。
民族的・宗教的な問題が少ない日本人は、このような複雑な思考についていけませ ん。他の国々はこのような問題を内包しながら活動しています。
世界がグローバルになり、日本がその中で生きるためには多くを学ばねばなりませ ん。しかも、武力を使用しない平和国家を標榜し、実行するならなおさらです。
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