LORANの日記
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2007年02月13日(火) |
なぜ、不幸を探すの? |
「人は感情の動物」と言いますが、感情は哺乳類に共通です。
それを言うなら、「悲しみの動物」でしょうか?
なぜか、自分の不幸を探す人が多いのです。
楽しかったこともあったと思いますが、悲しい記憶を持つ人が
多いのはなぜでしょう?
そこには複雑な理由や原因があると思いますが、悲しみという
方向へ自分の感情を導いているような気がします。
性格や環境、母親の思考などが、大きな影響を与えているようです。
さらに、62年前の敗戦後に導入された「民主主義」思想があります。
「民主主義」の特徴は、「自由、平等、公平」でしょう。
学校教育もマスコミも、これを基調にしています。
では現在、「自由、平等、公平」は実現しているのでしょうか?
「自由」とは、なにが自由でしょうか?
「平等」とは、「公平」とは。
実際には、貧富の格差が歴然としてあります。
学歴、国籍、性別、年齢などの格差があることを、どのように説明
できるのでしょうか?
「自由」でさえ、悪名高き「盗聴法」を成立させ、警察以外にも
法務省管轄の「公安」があり、思想犯を取り締まっています。
このように「羊頭狗肉(ようとうくにく)=羊と偽って、犬の肉を売る」
政策がまかり通っています。
しかし純真な子どもたちは、大人の言うことを信じています。
「政治的」という「まやかし」や「嘘」は通用しません。
こうして、「民主主義」の言葉を信じた子どもたちは、現実とのギャップ
に苦しみます。
努力しても、我慢しても、貧富の差は無くなりません。
それどころか、拡がるばかりです。
それで、「自分が悪いのでは・・」と、自分を責めます。
「親が悪いのでは・・」と、親を責めます。
そして、悲しみの人生になります。
そうではありません。
あなたも、親も、誰も悪いのではありません。
あなたは、人の言葉を信じただけなのです。
初めから、「自由、平等、公平」などは無かったのです。
他の人は他の人であり、あなたはあなただっただけなのです。
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