LORANの日記
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2007年03月06日(火) 九十九里海岸です。





久しぶりの九十九里海岸は、昨夜の強風の影響で波が荒れていました。

「ゴー、ゴー」と、海鳴りがいつもよりずっと大きく聞こえました。


こんなにスゴイ海鳴りが聞こえる海岸を、他に知りません。

昨朝まで見ていた瀬戸内海は、まるで湖のようです。


私はどちらかと言えば、荒々しいこの海が好きです。

大自然は、時に人を寄せ付けない厳しい表情を見せてくれます。


「自然も宇宙も愛だから優しい」と、思うのは自由ですが、

実は、愛があるとか、無いとかいう以前だろうと思います。


人情が有れば有情、無ければ無情です。

宇宙や自然は、非情といって、人情が入る隙がありません。


それなのに、いつまでも自己憐憫で、神様にすがっています。

神様は人間ではありません。非情の世界に居られます。


人間ではないので、人情に訴えてもムダでしょう。

ですから、生まれたばかりの赤ちゃんでも亡くなります。


かわいそうと思うのは人情ですが、自分が生き物を食料に

するのは、かわいそうではないのです。

ですから、人情は「エゴ」そのものです。自分の都合です。


私たちは生き物を食べなければ、死んでしまいます。

それでは、どうすればいいのでしょう。


私は、感謝が大切と思っています。

「あなたの命を、わたしの命と一緒にさせてください。

 あなたを歓迎します。

 あなたと一緒に、楽しい人生を生きます。

 あなたに感謝し、あなたを祝福します。」


こう言っていただけば、その生命は自分と一緒に行き続けます。

これが、「いただきます。」の意味だと思います。


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