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2002年07月31日(水) モクバを救え!運命の第七ターン

第116話「モクバを救え!運命の第七ターン」(7月30日放映分)
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今日のお言葉
         社長 「オレはそのカードを持つにふさわしい男に…兄になれたか?」

                    
          鼓膜を突き破るような勢いで耳に指をぶっさし、「こんなセリフ、聞きたくないよぉ〜」と、
          背を丸め、自己防衛をしてしまう瞬間があるもので、まさに上記のお言葉がそれでした…(T_T)
          「この人は瀬人サマじゃない…」今回だけは、別人モードで鑑賞しました。
          いくら兄弟愛を全面に出して、「夏休みだし、兄弟仲良く宿題しろよ!」という
          スタッフのお節介が見え隠れするストーリーとは言え、ここまでやりすぎると、怒りで全身ふるえます。
          上記の言葉はまるで、モクバに承認してもらわなければ、海馬瀬人は海馬瀬人にならないみたいじゃないですか!
          こんなことしてるから、アニメ嫌いの人が増えるんですよ(T_T)
       
          今回は、前半は愉快、後半は激怒!!で、心臓がバクバクでした。
          


★社長の前説★


    乃亜…、お前の哀れな過去を正当化するため、創造主を気取ったところで、このオレを越えるコトなど断じてできん!
    いかにお前のデッキマスターが最強・無敵であろうとも、オレは更にその上をいく。
    茶番は終わりだ! このデュエル、決着をつけさせてもらう…
    なに! モクバ…、お前はこのオレの前に立ちはだかるというのか…!

前説はまた社長サマでした。今回は抑揚がちょこっと大げさで、津田ボイス爆裂でした(笑)


今回の作画監督は「澤田譲治」さん。初登場?資料にお名前ありませんでした。
いやぁ〜、顔もスタイルも綺麗に描かれていて、私は満足でした。
でも、輪郭にそって影線を入れるのはやめてもらいたいなぁ…。子供っぽく見えちゃう…(っか社長はまだ子供だっけ(*^_^*))



★モクバを盾にして、言いたい放題の乃亜サマ★
    モクバに攻撃できず苦しむ社長を見つつ、楽しそうに言葉イジメする乃亜くん

    だが果たしてダメージにモクバの精神は耐えられるかな…
    さぁ瀬人、さっさと攻撃をしたまえ!(でも、攻撃したらモクバは死んじゃうかもよ〜どうする、どうする(笑))

    へへへははは、そうだよねぇ、ボクの予想を超えることなど絶対に無理だ!
    キミに待っているのは、ボクに肉体を提供する人柱としてのみじめな未来だけだ!

    モクバ…よくやった…。さぁ、こっちへくるんだ、わが弟よ…。ここであいつが倒れるのをよく見ているんだ。


今回は「何故、社長はモクバを大事に思うのか…!」ということと、「社長の生き様が生まれた背景」に集中して話が展開していきます。

    モクバを前にして、回想する社長

      モクバ…おれはお前の父になると…、お前を守ると心に誓った
      確かにあの時、オレはお前に冷たくあたった
      しかしそれは、万一の場合、お前だけでも海馬家に残れるようにするため…
      けっしてお前を利用したわけではない…
      そしてオレとお前…二人にしか分からない駆け引き…
      その絆が剛三郎を倒し、オレ達を救ってくれる唯一の方法だと信じていたからだ!
      モクバ、何かお前を救う方法が必ずあるはず…


    モクバを取り戻す方法がわからない社長に表くんが助言する!

      表くん:海馬くん…モクバくんを信じるんだ!闘い続けるんだ、闘い続けてモクバくんに海馬くんとの絆を蘇らせるんだ!
      (表×城のデュエルを思い出しつつ、アドバイスする表くん)
      社長:オレとの絆…!ある!!オレとモクバ…二人の絆を証明するカードが…(もちろん、ブルーアイズのコト)

      乃亜くん:友のありがたい忠告だね
      社長:勘違いするな、オレは誰の命令にも従う気はない。オレはオレの意志で闘い続ける(でも頭の中はブルーアイズ召還でいっぱい)


剛三郎に愛されたのはオレだけだと主張しあう二人
    乃亜:存分に苦しんでくれ、瀬人…。キミの苦しむ顔を見るたびに、ボクは晴れ晴れするよ
    社長:自分の受けた苦しみを他人にも味あわせようという下劣な発想、それで創造主を気取るとはあきれ果てる…。
    剛三郎が愛想を尽かすのも無理はないな…(やはり剛三郎はオレだけを愛していたのだ)
    乃亜:黙れ!瀬人! 父上のボクへの信頼は絶大だ!
    ボクは常に父上のために努力してきた。一度たりとも父上の期待を裏切ったことなどない
    ボクはこの叡智を持ったまま、人間として復活する。そして父上が成し遂げられなかった海馬帝国を築きあげるんだ
    父上は喜んでボクを見守るさ。自分の息子は乃亜…、お前一人だとね

第6のターン
    瀬人、苦しいのかい?苦しいよね…愛する者に裏切られるのは…

レーザーの破壊力がすさまじく、爆風に社長のダイナマイト・バディが吹き飛ばされる。苦しそうに起きあがる社長…
    乃亜:いいざまだ、瀬人…(仰向けの社長…(>_<)キャー素敵!)
    社長:おのれ…、乃亜…(屈辱に怒りはすでに臨界点)
    城之内:海馬立て! あきらめるな!
    社長:黙れ! 凡骨 お前ごときに命令されるオレではない!!(確かに(^_^;))
    城之内:海馬〜!! テメェ〜!!(応援したのに暴言を吐かれたんだもんね、怒るのも無理はないけど、ちょっと海城っぽい)

    乃亜:仲間割れか…。心弱き人間たちの末期的症状だね…。
    瀬人…、キミはすべてに絶望し、とどめを刺されるのがお似合いかもしれない。そう思うだろ? モクバ…

    表くん:モクバくん、キミは平気なのか? 海馬くんがこんな目に遭っていても…
    キミと海馬くんはどんな時でも助け合ってきたんじゃないのか? キミたち二人の絆は絶対じゃないのか?

社長が今まで心にしまっておいた想いのアレコレ

    モクバよ…、これがオレのラストのターンになるだろう
    オレはお前と闘うことはできない。だが、お前がいればオレはいつでも闘い続けることができた…
    それは今も、これから未来も変わることはない
    モクバよ…、呼び覚ませ! 記憶のかけらを…

    海馬家に引き取られたオレ達を待っていたのは、地獄の日々だった…
    オレはあの時、何度もくじけそうになった
    しかし、お前がオレに送ってくれたカード…、あれがオレを救ったのだ…
    お前が作ってくれたカードを見た時、オレは決意した!
    いつしか本物を手に入れてみせると…
    あのカードを持つに相応しい男になると…


    あのカードがなければ、オレはとうに終わっていたんだ…
    オレはそのカードを持つに相応しい男に…兄になれたか?



    ◎◎いきなり私の感想◎◎

      「カードがなければ終わっていた」とはなにごとだ!海馬瀬人がそんなコトを言うわけなかろう…。
      海馬瀬人という人は自分の力ですべてを勝ち取ってきた男なのだ!
      その要因としてモクバの存在があるのも否定しない。でも、このセリフはやりすぎだろう。
      ブルーアイズを持つにふさわしい男ってどういうこと?
      財力? 権力? ゲームの王国を作り上げること?
      ああ…嫌だ、なんか嫌だ。
      海馬瀬人という男の野望がこんな小さなコトだったのか…と、私の方ががっくりと倒れ込んでしまう。
      おまけに上にも書いたけど、モクバのために、モクバをまもるために自分の生き様を作り上げるというのは、変でしょ!
      この人のすべては邪悪なる意思の操作によって、運命が縛り上げられていると私は思っているから、これじゃ、モクバが邪悪なる意思みたいじゃない…。
      ペガサスにおけるシンディアみたいにさ…。
      また私だけ、こんな重箱の隅をつつくようなこと書いているんだろうけど、あまりにモクバ、モクバって出しすぎるんだよ…(T_T)

驚くより、卑怯者と叫んでしまう、むちゃくちゃすごいモンスター登場!
    乃亜:わ〜〜なんてね(^_^)(落ちてくる木片に当たりながら、不敵な笑みを見せるノアくん)
    瀬人:何だと!?
    乃亜:その程度でボクを倒せないよ… 消えろ瀬人!(ブルーアイズが大爆破−その爆風でまたまた吹っ飛ぶ社長)
    乃亜:瀬人…天界王シナト…これがボクの本当の姿だ!(仏像? カンボジア系? でも羽が6枚…)

以下のシーンに関しては金曜日に感想を改めてUPします
    モクバ:兄サマ!!(駆け寄るモクバ)
    乃亜:天誅を下す(なんと石に)
    乃亜:触れあいそうで永遠に触れあうことのない二人…題名は…そう、すばらしき兄弟愛…とでも、つけてあげよう


社長とモクバが石になり、ようやく王様登場! 嫁らしく、夫の危機を救うべく立ち上がる! まずは言葉でうっぷんばらし。


    王様:貴様、海馬(夫)の人生をもてあそび、モクバ(小舅)を盾に使いながら、こんな目に…それで貴様の心は痛まないのか?
    乃亜:すべては計算のうちだよ ボクの完全勝利のためのね
    王様:完全勝利だと? 今のデュエル、本当の意味で負けたのはお前の方だ。
    海馬の場にはトワイライト・ゾーンドラゴンが残っていた
    あれはバトルではけっして消滅しないモンスター。
    海馬はブルーアイズを召還しなければ、ラストバトルの決着を確実に引き分けに持ち込めた。
    引き分けの道を捨て、あえてブルーアイズを召還したんだ! モクバの心を取り戻すために…
    自分のコトしか考えない貴様にそんな道が選べるか?

    たった一人の人を繋ぎとめておくことのできないお前が海馬コーポレーションの総帥になるなんて、笑わせるぜ!
    (むろん、オレは海馬の心を繋ぎとめているけどなっ! それも力一杯ラヴラヴで)

    海馬のライフはわずかに残っている…真の勝者になりたいなら、この場でオレと闘え!!
    海馬のデッキと闘志…、そしてモクバの悲しみはオレが受け継ぐ

    乃亜、貴様の冷徹な心を海馬とモクバの名の下に、けっして許しはしないぜ!
    デュエル〜!!!

みんなセリフ多いよ…。はやく原作に戻って欲しい(T_T)

「今日のお言葉」ショックで、感想を挟む精神的ゆとりがありません。
感想を分けて書くのもどうかと思うのですが、もう、好きにさせてくださいm(_ _)m(深々とお願い)

あと予告になぜか「クリボー」が…。社長のデッキにクリボーが入っていたのか? 謎謎謎


作画監督=澤田譲治
脚本=吉田 伸
絵コンテ=辻 初樹
演出=吉川浩司


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