遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2002年08月14日(水) LP10000 vs 100!!

第118話「LP10000 vs 100!!」(8月13日放映分)
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今日のお言葉
         乃亜 「ボクを倒せばそれでイイ! 簡単だろ? やってみてよ! やってよ!遊戯! やってみろよ!遊戯!」

                    
          3段階に畳みかける、乃亜くんの「やってよ!」攻撃!(*^_^*)
          
          文法的に見てみると
            「やってみてよ! やってよ」→接続助詞「て」に終助詞「よ」の付いたもの。相手への甘えた依頼・命令・要求を表す
            「やってみろよ」→感動をこめて聞き手に働きかけ、また念を押す時に用いられる。

          聞いた時は、「キツイ言い方だねぇ〜」なんて思ったけど、文法的には「甘えた依頼」なんですねぇ。
          王様の感情を煽(あお)り、揺さぶりをかけているように見えて、実は己の甘えた感情をチラリとのぞかせるテクニック…。
          高度な鬼責めの奥義を垣間見た一瞬でした。
          っつか、けっこう可愛く受け取ってしまった私…。こんなダダっ子、いますよねぇ。
          「ねぇ、ねぇ、遊戯…、ボクを落としてみてよ…、ねぇ…落としてよ…。キミの魅力で落としてみろよ!」とかは…もっとダメ?(誘い受けのようで実は攻め)


今回はデュエルのシーンはあまり拾ってないので、いきなりセリフが並びますが、お許し下さい。
というか、解説するのもアホらしい気がしてしまうほど、ご都合デュエルだったし…(T_T)


★王様の前説★

    海馬のデュエルを受け継いだオレに次々と襲いかかる乃亜のスピリット・モンスター…
    一瞬でも気を抜いたら瞬殺されるぜ!
    逆転をかけたサイバーポッドの効果も乃亜のデッキマスター能力に阻まれ、オレと乃亜のライフの差は広がるばかりだ!
    だが、不利は最初っから承知の上、このデュエル、負けるわけにはいかない!!


前説の王様…、セリフは短いんだけど、勢いがある感じで、「ああ、今日は何か楽しくなりそう」という雰囲気に満ち満ちてました。
そうしたら案の定…………(^_^;)
不利だろうと何だろうと、嫁として、夫と小舅の危機を救うためなら後へは引かない!! そう言ってくれたらもっと良いのに(*^_^*)


今回の作画監督は「をがわいちろを」さん。「狙われた城之内 勝利への連携プレー」の回を担当していた方です。
又野さんの演出もなかなか良かったですよぉ〜。
乃亜くんが目を見開いたり、顔をゆがめたりすると、とってもリアリティが増すし、そこへドンピシャなタイミングで声優の横山さんが、感情込めてセリフを当てるので、観ているこっちもグイグイと引き込まれました。


★こんなカードがあったのか…(◎_◎)★

    ヤマタのドラゴンが口から吐き出す炎が王様を直撃!!

    乃亜:終わりだ!遊戯!! 勝った! これでボクの完全勝利だ!(粉塵が収まると、無傷の王様が現れる!)
    王様:どうした乃亜…、オレはまだ生きてるぜ!
    乃亜:馬鹿な…クリボーは粉々になったのに…
    王様:オレの場をよく見てみな!
    乃亜:トラップカード!!
    王様:そうさ、体力増強剤スーバーZ!(この最後の「Z」って何だ?(^_^;)というよりオっさん臭いカード…。誰のカード?社長?王様?)


★仲間を石に変えてやると恫喝(どうかつ)する乃亜くん★

    仲間を消すことが精神的に王様をいたぶることになると知っている乃亜くん…。さらに、うるさい城之内にも嫌がらせを展開する!

    城之内:遊戯を信じる気持ちに変わりはねぇー
    乃亜:安心したまえ、キミには妹の最後を見届ける役目が待っている
    静香:お兄ちゃん
    王様:やめろ…!乃亜!(城之内くんに何かあったら、相棒にどんな仕打ちを受けるか…(-_-;) オレはそっちの方が恐ろしい…)

    乃亜:彼らを助ける方法は簡単だ。ボクを倒せばそれでイイ。簡単だろ? やってみてよ! やってよ!遊戯! やってみろよ!遊戯!


★立ち直りの早い王様が嬉々としてモンスターを場にそろえる所★
    いーのか、乃亜、そんなことで! お前のフィールドはがら空きだぜ!
    待っていろみんな! オレが必ず元に戻してやる!

    ドロー!!(ニヤリ(^_^)v)

    乃亜、今こそ貴様にオレのデッキの真の力を見せてやるぜ!
    マジックカード発動!! 「カオス、黒魔術の儀式!」
    そして手札から8星カード磁石の戦士、マグネットバルキリオンを生け贄に捧げる。

    我が生け贄を儀式の糧とし、暗黒の混沌より、その姿を現せ!
    マジシャン オブ ブラックカオス(美形!!!!! やっぱ好き(*^_^*))

    ブラックマジシャン+ブラックマジシャンガール+マジシャンオブブラックカオス
    黒魔術の三銃士、ここに降臨!!


今回の目玉−誘惑する乃亜 vs 心を揺さぶられる王様
    パチパチ(拍手する乃亜くん)
    乃亜:しかし素晴らしいよ、遊戯…。一瞬のスキをつくその判断力、行動力…。考えてみれば、キミとボクは敵対する必要などない
    キミがボクに力を貸すと約束するなら、今すぐ、仲間全員の呪縛を解いてやろう。もっとも瀬人とモクバは別だけどね…
    王様:みんなを元に…(心が揺れる…)

    乃亜:もともとキミと瀬人は敵対する存在…。瀬人がどうなろうと、なんらキミに不都合はないハズだよ。仲間を元に戻したいだろ!?
    (石像の二人を見つめる王様…。嫁として一番に社長を元に戻してあげたいと思う王様。だが、仲間を助けたい気持ちもある…。オレは…どうすれば…)

    城之内:ダメだ! 遊戯!!
    王様:城之内くん!(ハッとする王様)
    城之内:確かにオレ達と海馬は敵かもしれない。だが、あいつら兄弟とオレ達兄妹が想いあう気持ちは同じだ!
    きっと御伽や本田や静香も同じことを言う…。遊戯、闘え! 闘ってくれ! そして勝ってくれ!
    王様:城之内くん…

    (王様の返事をすぐ聞きたいのに、横からヤイノヤイノと口を挟む城之内に我慢も限界!)

    乃亜:キミの凡庸な答えなど聞いてないよ、凡骨くん!(乃亜くんにまで凡骨呼ばわりされる城之内…(^_^;))

    ボクのターン(稲光が落ちて石になる城之内)


★杏子の説教★
    乃亜…あなたは可哀相な子だわ。知識は増えてもあなたの心は幼いまま
    自分にないものを必死で否定する、わがままで幼い子供のままだわ!

    乃亜:ふん、しょせん凡人にはボクの偉大さが分かるわけがない!(杏子の説教など屁とも思わない乃亜くん)


★王様に詰め寄る乃亜くん…★
    乃亜:だが勝利は選ばれた人間にのみ訪れるのさ…。
    遊戯、キミはボクに選ばれたんだ!さぁ、ボクに協力すると言え!(さぁ、ボクを愛してると言うんだ!)
    王様:力で人の心をねじ伏せる…そんなことでいったい誰がお前を受け入れるというんだ!(受け入れるだなんて…(/o\)恥ずかしい)
    バカげているぜ!乃亜!!

    乃亜:バカ…、バカだと? (動揺する乃亜くん。瀬人だってそんな言葉でボクを罵倒してないのに…)
    残念だね…、キミがそんなに愚かだったなんて…。ならば望み通りにしてやるよ!!



★お待たせしました! W遊戯ファンの皆様!!★

    火之迦具土(ひのかぐつち)の紅蓮熱殺拳でブラックカオスがやられ、その余波で王様もダメージを受け吹っ飛ぶ!

    (仰向けに転がったまま、立ち上がることも出来ない王様)

    杏子:遊戯立って! お願い!(心配そうに声をかける杏子)
    乃亜:愚かな…、消えろ!(無駄な声援をする杏子に嫌気がさす乃亜くん。杏子も石に変える)
    王様:杏子!!(叫んだあと、また仰向けに倒れる王様)
    乃亜:これで誰もいなくなった! さぁ、遊戯! これで正真正銘、キミの最後のターンとなるだろう!

    (杏子が石に変えられたことで、さらに戦意喪失してしまう王様。大の字に身体を投げ出したまま、動けないでいる…)

    王様:奴の場には攻撃力2800の火之迦具土…。だがオレの場にはモンスターはいない。そしてオレの手札はゼロ…
    「………無理だ………」
    オレはここで負けるのか? もうオレを信じてくれる仲間も…

    相棒…!?(突然、上空から手をさしのべながら近づいてくる表くんが現れる。差し出された手をぎゅっと握る王様\(^O^)/ヤター)

    表くん:もう一人のボク…、まだボクがいるよ(ああ、やっと会話する二人が観られました(T_T))
    ううん、ボクだけじゃない。さぁ…

    王様:ここはオレの心の部屋
    表くん:もう一人のボク…、キミの本当の記憶の部屋はまだ見つかってないけど、この中には新しくできた部屋もあるんだ!
    王様:新しい部屋?(王様も知らない部屋を表くんがなぜ知っているのかは謎だねぇ…(^_^;))
    表くん:そうさ…
    王様:ここが新しい部屋…(相変わらず殺風景…)
    表くん:うん
    王様:城之内、杏子、本田、御伽、静香ちゃん………、そうかここが…
    表くん:キミが僕たちと出会ってから作り上げてきた記憶の部屋さ



      −−−−さぁ、愛の劇場が、はじまるぜ!!−−−− 

      王様:だが、今のオレには何も勝つ手段が…(内心は…(T_T))
      社長:遊戯…オレが生涯のライバルと認めた男!(暗闇から表れた社長とモクバ…)
      王様:海馬! モクバ!
      社長:貴様はこんな所で弱音を吐くのか!
      王様:海馬…(だってオレにはもう打つ手がないんだよ…)

      社長:オレと貴様の魂が融合したデッキ…それが最強でないはずがない!(見下ろす社長&見上げる王様…愛愛愛 (/o\)恥ずかしい!!)

      社長:オレ達の可能性はまだデッキの中に眠っている
      王様:逆転の可能性? デッキの中に?

      社長:闘え遊戯! オレ達 のデッキを信じて…

      オレ達のデッキですか…。オレ達…。ふふふっ、オレ達…、オレ達ねぇ………(しつこい(^^;))
      もう、社長×王様が同じ画面に入っているだけで、お腹いっぱいなのに、見つめ合ったりして…(鼻血が…)

      これは王様の新しい記憶の部屋だから、王様の妄想がぎゅっと詰まった世界ですよねぇ。
      するってーと、王様の想う社長って意外と部活の先輩みたいに本当は優しいけど、適度な厳しさを持っている頼れる人…みたいな存在なのかな…と思ったり。
      でも、ちょっと嬉しかったぜ! こんなセリフのやりとりが観られて…。
      あぁ王様、キミは表くんにも愛され、社長にも愛されているんだねぇ。



最後2分でこれだけのカードが出され、乃亜くん、瞬殺でした…。
これはいかがなモノか?とスタッフを小一時間問いつめたい…!

スタート!!!

    王様:まだオレ達には可能性が…

    天よりの宝札→デッキからカードを6枚引く。(みんなの手がディスクに…、よく見ると社長の手も…!)
    王様:みんなの思いのこもったカード、オレの最初で最後の予言を云々…。「貴様に次のターンはまわってこないぜ!!」

    死者蘇生→ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン(1匹目)

    王様:海馬…お前の闘いは決して無駄なんかじゃなかったぜ!

    手札に2枚のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン(最初の一匹を加えて、手札融合)
    海馬デッキ最強のしもべ、アルティメットを召還→乃亜に攻撃!
    融合解除→3体のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンに戻る(3体のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンは再び攻撃することができる)

    乃亜…オレ達の仲間の絆をもてあそんだ怒り、海馬とモクバの悲しみ、すべてをこの一撃で完結させる
    ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンたちよ、滅びのトリプル・バースト・ストリーム!(乃亜くん、丸焼け)

    乃亜くんの最後のセリフ
      「馬鹿な…これが絆の強さ…」

    このラストシーンに関しては、ノーコメント(-_-;)…。とりあえず…。


    サルが石に変わるとき、ちらりと乃亜くんの脇腹見えました!


    火之迦具土(ひのかぐつち)
      古事記に名前があります。
      イザナギ神(夫)とイザナミ神(妻)から生まれた火の神サマ。
      生まれてくるとき、その火でイザナミ神の大事な部分を焼いてしまう。
      それが元でイザナミ神は死んでしまう。
      怒ったイザナギ神はじつの子である火之迦具土神の首をはねて殺してしまう。



    作画監督=をがわいちろう
    脚本=吉田 伸
    絵コンテ=又野 弘道
    演出=又野 弘道


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