たまの日々

2003年01月30日(木) 眠り

仕事を終えて電車に乗り、
駅を出ると今日もまたさらさらと雪が舞い降りていた。
先日の雪が道の脇に寄せられて白い山を作っていた。

あと数十頁で終わる重い本を抱えて家に急いだ。
ストーブをつけて、なんとか暖をとろうとするのに、
部屋はちっとも暖かくならない。
本を読み終わった。
少しほろりとした。
こういう話にはやっぱりとても弱い。

かまくらがつくりたい

さらさらと降る雪を見ながらそう思った。

週末だったらいいのに。
そう思った。

友人に電話してかまくらをつくろう。

だけど実際にはそんなことしない私が居る。
きっと週末だってできないだろう。

ほしいものが見つかっているのに、
手をだす勇気もない。
自分が嫌だ。

・・・

ただあたたかい眠りだけを、
子どものように守られるだけの時間を、
夢みている自分がいる。

・・・ようなきがする。


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