先週から某高校の先生方を対象にプレゼンテーションソフトのパワーポイントの講習が始まりました。従来だとスライドだのOHPだのだったのが、今はプレゼンソフトの時代です。プレゼンテーションソフトと聞いてぴんとこなければ、紙芝居のパソコン版だと思ってください。なかなか楽しいソフトです。 もしかするとこれからの学校には黒板というものがなくなって、生徒に一人一人のパソコンもしくはプロジェクタを使ってスクリーンに投影して、という方法で授業が進むようになるのかもしれません。もう実際に使っているところも多分あるでしょう。 しかし、それで何をどう生徒に伝えていくかというと、これまた問題。 美しい紙芝居を作ってみたところで、紙芝居の面白さはやはり語り手がいるからこそであり、いつのどんな時代にあっても、人に何かを「伝える」技術というのは、そう簡単に身につくものではないのでしょうね。
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