帯広市IT講習会は11月で終了。私が担当する講座も今日からスタートのWORD、午前と夜の2講座6日間をこなせば終了。 夜の講座は20歳から61歳までの20名。平均年齢は、今年担当したどの講座よりも若いかもしれません。
20歳の青年の隣にはこれまたお若いお嬢さん。親しげに話をされていたので、「お友達同士で抽選に当たってよかったね」と言うと、「私は最初、ハズレたんだけど、急にキャンセルが出たらしく、受けられることになったの」とうれしそうに話してくれました。 20代前半の参加者は60歳代の参加者より珍しいので、「今までにどこかでパソコン習ったことはなかったの?」と聞くと、「進学校だったので、学生時代は全くやっていなかったので、テキトウにしかできなくって……」と答えてくれました。
よく聞く話で、高校時代はまるでコンピュータに縁がなかったのに、大学に入っていきなり手書きのレポートはダメということで、コンピュータを使わざるを得なくなった、大学では特にコンピュータの授業があるわけではないので、本当に「テキトウ」にやって間に合わせている……。そのまま就職したら、今度はコンピュータはできて当り前のように思われ……。 でも、「ちゃんと覚えたい!」と、こうしてIT講習なんぞに足を運んでくれるわけです。
お年を召した方の一生懸命な姿も感動しますが(講座にいらっしゃるお年を召した方は大概熱心で、最近の私は感動も薄らいでいるかも知れない……)、若者の一生懸命な姿もいいものです。 いつもの講座ではサラッと触れる程度の説明しかしない(時間的にできない)「タッチタイピング」の話を、いつもの倍の時間をとって説明した第1日目でした。
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