こんなこと・あんなこと

2003年04月10日(木) 記憶容量その1(ビットの巻)

 コンピュータで処理を行うときの最も基本となるデータの量をあらわす最小単位。
 1ビットは、二つの状態のどちらかを表現でき、一方を「0」、他方を「1」に対応させれば、2進数で表現することができます。この「0」と「1」を電圧の高低に対応させて、すべてのデータの処理をするのがコンピュータの基本的な原理。
 1ビットだと表現できるのは「0」と「1」だけ。
 これが2ビットになると「00」「01」「10」「11」の4とおり。
 3ビットだと「000」「001」「010」「011」「100」「101」「110」「111」8とおり。
 2ビットは2の二乗、3ビットは三乗、4ビットは四乗……、8ビットは2の八乗で256とおりのものを表現できます。
 256とおりあると、数字、アルファベットを表現できるわけで、たとえば、
00000000=0
00000001=1
00000010=2
00000011=3
00000100=4
00000101=5


00001001=9


00001010=A
00001011=B
というように、割り付けていくわけです。

コンピュータの処理の基本はこの8ビットで、8ビットのかたまりを「バイト」と表現します。
「バイト」は英語で一つかみとか、パクっとかみついた一かたまりのことだそうです。

ちょっと難しかったかなあ……。続きはまた明日。


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Hiroko Watanabe [MAIL] [HOMEPAGE]

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