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| 2005年08月25日(木) ■ |
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| Vol.601 育てていくということ |
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おはようございます。りょうちんです。
高校時代の友人Yさんから、久しぶりにメールが来た。彼女はいつのまにか結婚して、なんと先日女の子を出産したとのこと。これで高校時代の仲良しグループのうち、まだ結婚してないのは俺だけになった。ま、ひとり暮らしじゃなくなった今の俺の生活が、実質結婚しちゃってるようなもんだから別にいいんだけど。そういう意味では、前ほど結婚そのものに憧れなくなったような気がする。 今回の彼女の出産も含めて、俺の友人たちは今、続々と出産ラッシュだ。30歳を過ぎると、結婚という段階を経て、そろそろ家族を増やすという段階に入るのが普通なのかもしれない。男女関係なく、俺の友人たちは今まさに親になってきている。ホントは俺ももう、そういう年頃なのだ。 しかし、親になるということはものすごく大変なことだと思う。かわいいだけじゃ親にはなれない。自分のことよりも、まず第一に生まれてきた子どものことを考えなくちゃならないのだ。どんなに疲れていてもどんなに眠たくても、たとえ自分がどんな過酷な状態にあっても、そんな自分よりもまず子どものことを考えて動かなくてはならないのだ。しかも、それが子どもが大人になってちゃんと責任を取れるようになるまでずっと続く。そうやって自分の身を投げ打ってまで子どもを見守ること、それが育てていくということなのだと俺は考えている。 正直言って、自分のことも全部やりきれていない俺が、親になる自信なんて今は全然ない。自分のことさえろくにできない現状なのに、それを差し置いて子どものことを考えるなんて、今の俺にはそこまでまだ余裕がないのだ。だから、俺は当分親にはなれない。というか、万が一俺の子どもが生まれてきたとしても、俺みたいな親に育てられた子どもは絶対にろくな大人にならないだろう。もっと俺がしっかりして、自分の子どもを最優先で考えられるくらいになったら、俺は初めて自分の子どもを本気で育ててみたいと思う。 さて、しっかりもののYさんだから、ママになる前から親になる覚悟は十分できてたんだろうな。ご出産、おめでとう!
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