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2005年10月07日(金) ■ |
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Vol.615 ニュースを見極めて |
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おはようございます。りょうちんです。
過去10日間で起こったニュース、あなたはいくつ思い出せますか? ペルーから帰国した相方を空港まで迎えに行った帰り道、車の中でされた質問。「で、日本にいなかった10日間、どんなニュースがあったの?」。そんなとっさの質問に、即答できなかった俺。今朝のトップニュースはすぐに出てきたけれど、それ以外ですぐに頭に浮かんだのは、ワイドショーで取り上げそうなくだらない芸能ネタやどうでもいいような小さなニュースばかり。忙しかった日々の中でもそれなりに世間のニュースはちゃんと追っていたつもりだったのに、最近どんなニュースがあったのかといざ聞かれると、なかなか思い出すことができなかった。 運転しながら、時間がたつにつれて次第に過去のニュースを思い出してはきたのだが。俺の場合、社会・芸能・スポーツの分野においてはそれなりに思い出せた半面、政治・経済の分野ではあんまり思い出せないことが判明した。俺の得意分野と不得意分野があきらかになったわけだ。 それにしても。毎日数えきれないほどのいろんなニュースが俺のまわりを通りすぎていき、そのほとんどの命は本当にはかないものなんだとつくづく思った。一生懸命世間から取り残されないようにあらゆるニュースを追っているつもりでいても、必要な時にすぐに必要な情報を思い出せないということは、やっぱり情報としてのニュースが多すぎて、自分の中で取捨選択が上手にできていないということなのかもしれない。それだけ今の日本は情報量が多すぎて、俺もいらない情報まで過剰に取り入れてしまっている傾向にあるのだ。 俺の知らないことはまだまだたくさんある。いろんなことを知りたいのは山々だけど、でも知っておかなくちゃいけないこともまだまだたくさんある。たくさんの情報の中、インチキな情報には躍らされないで、どれが自分に本当に必要な情報なのかをしっかりセレクトしながら、じっくりニュースを見極めていきたい。そうすれば、自分がしなくてはならないことが自ずと見えてくるに違いないと、俺は思う。
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