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2006年01月14日(土) ■ |
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Vol.629 暗くなるまで待って |
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おはようございます。りょうちんです。
映画好きな人はたくさんいるが、俺はほとんど映画を見ない。俺が最後に映画館に行ったのは、もう5年以上も前のことになる。映画が嫌いなわけではないのだが、映画をゆっくり見るほど時間の余裕がないのが現状なのだ。だがそれよりも、高いお金を払って映画館で映画を見るより、時間があるならもっとアクティブに外で活動したいと思ってしまうのだ。だからビデオやDVDを借りてきて、家で見ることもめったにない。そんな俺が、先日ある映画のDVDを借りた。オードリーヘップバーン主演の、「WAIT UNTIL DARK」。邦題では、「暗くなるまで待って」。 今から7〜8年前になるだろうか。TVを見ていたら偶然その映画がはじまった。特に期待をするわけでもなく、最初はぼんやりとストーリーを追っていただけだったのに。気づけば話にどんどん引き寄せられ、目が離せなくなっている俺がいた。 こんなにまでこの映画に惹きつけられた理由は、単に話がおもしろかったからだけではない。ほとんど全部が部屋の一室だけで撮影されていたり、真っ暗な映像が広がり音声のみで話が進んでいったり。映画通とはまちがっても言えない俺だが、今まで見てきた映画とはまったく違うタイプの斬新さが各所にあって、思わず俺をうならせたのだった。俺はその作品のあまりに高い完成度に、数日後再びビデオをレンタルしてきて改めてじっくりと見たのを覚えている。 そんな話を相方にしたら、相方もその映画をぜひ見てみたいと言い出した。オードリーヘップバーンが主演している映画は数々あるけれど、この「暗くなるまで待って」は彼女が出ている作品の中でもマイナーな部類に入るのかもしれない。そんなわけでこのDVDを借りてきて、再び見よういうことになったわけだ。 おもしろい作品だったということはしっかり覚えていたのに、最後に見たあの時からずいぶん時がたったため俺の記憶もかなり曖昧で、どんなストーリーだったのか忘れかけていたのだけれど。数年ぶりに見る「暗くなるまで待って」は、やっぱり文句なしにおもしろかった。いつまでも名作は名作なのだ。
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