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2006年03月10日(金) ■ |
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Vol.642 マラソン大会まであと少し |
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おはようございます。りょうちんです。
冬の間しばらく休んでいたマラソンを、久しぶりに再開させた。ずっと走っていなかったのには実は理由があった。右ひざを負傷してしまったのだ。マラソンが原因かどうかはわからないが、いつからか長距離を走っていると右ひざに鈍い痛みを覚えるようになったのだ。去年の夏の富士登山の時も俺を悩ませた右ひざの痛みは、走るたびに俺を苦しめた。足に負担をかけすぎているせいかもしれないという判断から、秋を最後に俺は走るのを一時的にストップしていたのだ。 去年も参加した市内でおこなわれるマラソン大会が、今年も半月後に迫っている。今回の申し込みもすでに完了している俺と相方。時間が迫っている。そろそろ再び走り始めなくては。追われるようにマラソン復活を決断した俺は、相方との休日が重なった今日をその日に決めた。 大会直前ということで、大会時と同じ10kmのコースを走ることにする。まずは車でコースの下見。ポイントになる地点を再確認する。気温は9℃、天候は小雨。走るには文句ない。しっかり準備運動をして、俺らはいざスタートを切った。 しかし走りはじめてすぐに、俺は気がついた。カラダが重くなっている。足が前に進まない。確認しておいたポイントまでの距離が、考えていた以上に長く感じる。走っていなかった数ヶ月間のブランクが、予想を越えて俺にのしかかってきた。最初の下りを飛ばしすぎたせいか上手くペースがつかめない。おそれていた右ひざも痛み出した。田んぼの中を容赦なく過ぎてゆく向かい風がさらに俺を苦しめる。何度もギブアップして走るのをやめてしまおうと思うのだが、今日の目標は最後まで止まらずに走り抜くこと。すべては自分との戦いなのだ。 とてつもなく長く感じた10kmをどうにか走り切ると、先にゴールしていた相方が出迎えてくれた。タイムはけして良くなかったけれど、そんなことはどうでもいい。右ひざの痛みは出てしまったものの、最後まで完走できたことがうれしかった。マラソン大会まであと少し。この調子で、本番もがんばりたいと思う。
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