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2007年01月19日(金) ■ |
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Vol.682 おおBEIJING |
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おはようございます。りょうちんです。
特に決めているわけでもないのだが。毎年今くらいの季節になると、だいたい1年に1回のペースで、俺と相方はふたりでそろって飛行機に乗ってどこか遠くへと旅行に出かけている。3年前の1月は沖縄、おととしの2月は知床、同じ年の11月は長崎。そして今年も冬がやってきて、俺と相方の間で旅行の話が持ち上がった。 さぁ、どこに行こうか。手にしたパンフレットをにらみながら、候補地を考える。俺の仕事上、どんなに連休が取れても4日間。観光スポットや名産品や体験できることなどありとあらゆる魅力的な要素を検討し、それに予算の問題も絡めて、俺らの悩める日々は続いた。屋久島もいいけど、能登半島にも行きたい。石垣島も魅力的だけど、札幌も捨てがたい。候補に上がる場所はどこだってステキなところに違いないだろうけれど、でもなんとなく決め手に欠けるのだ。だって思い返してみれば、沖縄の時は琉球の文化や歴史や自然を実感するのが目的だったし、知床の時は流氷を見るのが目的だったし、長崎の時は引っ越していった友達に再会するのが目的だった。今回の旅も、何か目的がなければ行き先は決まらないのだ。 さんざん悩んだあげく、俺らはここで発想の転換を図った。国内で決められないなら、海外でもいいじゃないか。休暇の4日間をフルに使えば、場所によっては行ける海外だってある。そう思い、今度は海外のパンフレットを見てみたのだが。ハワイもグアムもソウルも香港も、どうもやっぱり決め手に欠けるのだった。 だがあきらめかけた時、俺はある都市に目が止まった。中国・北京。ここだ、ここしかない。だって、来年にはオリンピックがこの地で開かれる。活気に満ちた北京を今こそ一緒に感じたい。歴史ある古い街でもある。昔からの街並みや寺院、それに万里の長城などの世界遺産をこの目で見ておきたい。おいしい中華料理もたくさんあるし、太極拳や書道も本場で体験してみたい。おおBEIJING、待ってろ中国! そういうわけで、期限切れのパスポートも取り直し、来週俺らは3泊4日で北京を訪れる。すでに頭の中ではドラが鳴り響き、テンションは最高潮に達している。
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