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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2008年04月16日(水)
Vol.715 はじまりの季節

おはようございます。りょうちんです。

なんだか最近、俺のまわりがざわついている。それはけして悪い意味ではなく、いろんなことやものや人がそれぞれ何かを新しく始めつつあるのを、なんとなく感じるのだ。冬の間は寒さをこらえてじっとしていた木々が、春の暖かなひざしを浴びて一気に芽吹き花が咲くように。俺のまわりでも、あらゆることがここ最近で急激に変わりつつあるように思えてしまう。そうだ、春ははじまりの季節なのだ。
考えてみれば、今月に入ってから俺は一時的に仕事が忙しくなった。おまけに寒い時には引かなかった風邪を、桜が咲く頃に見事に引いてしまった。自分自身があわただしかったせいで、本来は外に目を向ける余裕なんてなかったかもしれないのに。気がつけば、いろんな変化が俺のココロを刺激した。
学生生活にピリオドを打ち、新社会人として働き出した人。生まれて初めての本当の恋に出会い、毎日ドキドキが止まらない人。新たな資格を取るために、問題集を買って勉強し始めた人。専業主婦を卒業して、久しぶりにパートとして働くことを決めた人。新しいビジネスをスタートするために、休みなく奔走する人。カタチや方法は違っても、彼ら全部が俺の身近に存在するこの春に何かを始めようとしている人たちだ。ベランダのドアを開けると、プランターにはイチゴの新芽がところ狭しと風に揺れている。高校野球も春季大会がスタートした。俺のまわりに訪れているいろんな変化に影響されて、俺も何かをはじめたくてどうしようもない。そんな衝動に今、俺はかられている。
やりたいことは山のようにある。以前に比べれば、時間的にも余裕が持てるようになった。モチベーションの高さは問題ない。あとは何をはじめるかを良く吟味して、タイミングを見極めるだけのことだ。不安や心配がないわけじゃないけれど、そんなこと今は考えなくていい。この春に蒔いた種がどんなふうに大きく育ちどんな花が咲き実を結ぶのか、今はまだわからないが。その答えがいつかわかる時まで、この胸のざわめきは止まらないのだ。