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2008年07月27日(日) ■ |
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Vol.724 違う、エコじゃない |
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おはようございます。りょうちんです。
最近、エコが叫ばれている。TVの番組でもエコを特集していたり、エコを心がけている企業もすごく増えた。もちろんそうやって個人個人のエコに対する意識が高まっていくのは良いことなのだが、ここまでエコがブランド化してしまうと社会のブームとして一過性のもので終わってしまうのではないかと少し心配にもなる。 さて、我が家では夏にうちわは欠かせない。どんなに暑くても、エアコンをつけないエコライフを楽しんでいるからだ。手元にあるうちわを見ると、骨のところに「e」の文字をかたどったエコマークがついている。プラスチックを再利用したものだ。貼ってある紙ももちろん再生紙で、これも地球に優しい。そんなうちわが、全部で20本近くもある。ん? よく考えてみたら、それってエコじゃない。街頭で宣伝用に配っていたものや何かのイベントでもらったうちわが、いつのまにか大量に集まってしまった。しかも結構しっかりしていて、夏の間かなり酷使してもすぐには壊れないものばかりだ。資源を再利用した環境に優しいうちわかもしれないが、それが無駄にたくさんあることはちっともエコじゃない。それを作るために、また使えなくなったそれを処分するために、費用もエネルギーもその分必要なのだ。 買い物する時は、エコバッグを持参する。そんなの我が家では何年も前から当たり前。うちの店でもこの夏はポイントを貯めるとエコバッグをプレゼントするキャンペーンをやっていて、世間でも徐々に浸透してきたようだ。しかし、まだ封を開けていない新品のエコバッグが我が家には何個もある。どれもおまけ等でもらったものだ。あれ? ちょっと待て。これもよく考えてみたら、違う、エコじゃない。「使ってないエコバッグがもう少し増えたらエコバッグを入れるためのバッグが必要になるね」、なんて言った相方のコトバがなんだかすごくおかしかった。 俺はエコを心がけて、それを楽しんでいる。でもこれからの課題は、自分に必要のないものはもらわないで断るということだ。それがクリアできれば、俺のエコライフはさらに充実したものになるに違いない。
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