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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2009年01月05日(月)
Vol.736 罪は罪、罰は罰

おはようございます。りょうちんです。

酒気帯び運転でパトカーに捕まってしまった彼が、その罰則に頭を悩ませていた。罰則の選択は2つ。30万円の反則金を支払うか、2ヵ月間の懲役をすること。反則金を支払ってできるだけ早く解決したいのが本音だが、まだ20代前半の彼は今すぐ大金を自分ひとりで工面するのが難しいようで、それで俺に相談してきたのだ。
調べてみると。同じようなケースの場合、ほとんどの割合で反則金を支払って解決している。その方が時間もかからず手続きも簡単に済むという理由で、捕まった方だけじゃなく警察など手続きをする側も半強制的にその流れで話が進んでいくらしい。しかし彼から相談を受けた時、「そんなの懲役を選ぶのが当たり前でしょ!」と俺は即答した。
いつもお世話になっている彼のために、俺は力になりたかった。だから彼にお金を渡すのが惜しいなんて、まったく思っていない。だが、何でもお金で解決しようとすることが、俺には間違っていると思ったのだ。お金さえあればすべてがまかり通るなんて、明らかにおかしな話である。悪いことをしたと反省するのなら、お金で片付けるのではなくしっかり懲役をして、そのあとは胸を張って生きれば良い。それが本当に反省をするということなのだと思う。
飲酒してから8時間以上たたないと完全にアルコールが抜けないということを知らなかった彼には気の毒だが、知らなかったことも含めて罪なのだ。仮に今回の件が彼ではなく相方や両親だとしても、俺は同じことを言っていたに違いない。まして俺が彼の立場だったら、迷うまでもなく懲役の罰則を選択をする自信がある。かなり厳しくかなり偏った考え方だと俺自身も思うが、罪を犯したのならそれに見合った罰で償うのが正しいことだと俺は思う。つまり、罪は罪、罰は罰なのだ。
結局、彼の力になれたかどうか俺にはわからないが。どんなカタチであれ、彼がココロから反省をして、二度と同じ罪を犯さないことを祈るばかりである。