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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2009年06月03日(水)
Vol.745 人見知り大作戦

おはようございます。りょうちんです。

「俺ってホントは人見知りなんですよ…」なんて言うと、俺のことを知っている人は何をぬけぬけとそんなウソをつきやがって、と思うに違いない。ぶっちゃけ、俺は自分でも人見知りだなんてけして思わない。ちびっこの頃はそりゃ人並みに初対面の人といきなり話をするなんていささか抵抗があったこともあるが、気がつけばいつのまにかそんなこともなくなり、今では初対面の人でもむしろ自分から気軽に話しかてしまう傾向にある。どちらかと言えば社交的だろうと自分でも思う俺が人見知りだなんて言ったら、本当に人見知りに人はひどくご立腹されるに違いない。
それでも初対面の人には、「俺ってホントは人見知りなんですよ…」と言うようにしている。特に一対一で会わなければならない場合はなおさらだ。俺がいったいどんな性格でどんな人物なのかを知らない相手に、最初に人見知りだという情報を与えておけば、万一そのあとで話が弾まなかっとしても「この人は人見知りだって言ってたからなぁ…」と思ってくれるだろうし、話が弾んだら弾んだで「人見知りだって言ってたのにココロを開いてくれた!」と思ってくれるだろう。つまり、ウソでも良いから最初に人見知りだと言っておけば、そのあとで話に花が咲こうが咲くまいが自分への印象は良くなるはずなのだ。
実はこの人見知り大作戦、ずいぶん昔に何かのトーク番組でタレントのYOUさんが話していたやり方なのだ。彼女もまたけして人見知りではないキャラクターなのだが、とりあえず初対面の人には人見知りだと告げるのだそうだ。彼女らしいと言えば彼女らしいのだが、スタート地点を自らマイナスに持っていくことでプラスの効果が出た時により強いインパクトを与えることができるという、よく考えてみると実に賢い作戦だと俺は思う。
今週末に会う約束をした人がいる。彼とは初対面なのだが、もう俺のことを何年も前から知っていて、メールや電話のやり取りも経験済みだ。会えるのが今からとても楽しみなのだが、残念ながら彼には俺の人見知り大作戦は効き目がないと思う。