猫の足跡
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2002年02月03日(日) lazing on the sunday afternoon

 昨日に引き続きのんびりと部屋で怠惰な休日を過ごしました。

 暖かいココアを作って、ほけ〜と飲みながら…「こういう日にはピッタリのタイトルの曲があったわ(上記↑)」ということで、久しぶりにクイーンの「オペラ座の夜」を引っ張り出して、BGMに…。う〜ん、やっぱ好きだわ〜〜、クイーン。

 アルバム1作に含まれる多様性が何といっても彼らの魅力。よくある「シングルカットだけ良くって、他はみんな同じ曲に聞こえる」っていうのは絶対無いのが素晴らしい!。音楽はクイーンから入ったので、それが当たり前だと思っていた私。中学で、レンタルショップの利用を始め、世の中の実態を知って愕然としたのを憶えています。
 私はまだまだガキんちょの頃に中期クイーンのファンになったので、完全なリアルタイムとはちょっと違うのだけれど、振り返るとすごいグループだったんだと今更ながら思います。

 音楽的にはハードロックからクラッシックまでをポップに網羅し、ビジュアル的にはお耽美バリバリ、印欧系お貴族崩れのおカマボーカルに始まり、自作ギターに技巧を凝らす理論派天文学博士、寡黙でシャイなベーシスト、聖歌隊の小悪魔天使・美少年ドラマーまでがレース&フリルと皮革・貴金属で身を飾るっ!おまけに全員日本で言えば旧帝大クラスのエリート(これはホントに余計だと思うのだけど、当時のロックという概念にとってはそうでなかったらしい)。
 そう、70年代の少女漫画は、「クイーンの影響なしでは語れない」のだああ!って言うと大げさかもしれないけど、70年代少女漫画と洋楽(ブリティッシュ・ロック)は切っても切り離せない仲なのは、周知のとおり(こんなことを書いているのは、久々に青池保子を読んだ影響もあるかも。軍オタ上司は「俺、あの人の絵だけは駄目」なんだそうだ。もったいない!)。

 あまりのスペック的な充実ぶりに、「私は天邪鬼だから、どんなに曲が好きでも、ホントのリアルタイムで彼らを知ったとしたら絶対ファンになってなかっただろう」と考えてしまうくらいです。

 それはともかく、やっぱり音。今聞いてもものすごくメロディが豊富で基本的にとてもポップで、全く錆びないところが凄い。最近CMでビートルズやストーンズあたりと並んでかかることの多いのはそのせいでしょう。

 せっかくCD−Rもあることだし、次に怠惰な休日を過ごすときには、オリジナルベスト盤をいくつか作ってみようかな。
 フレディが他界して10年。いまだに彼らを超える音楽を見出すことができていないのは、幸せなことなのかしら、きっと残念なことなのでしょう。 

※よく考えると、1月20日のタイトルも「怠惰な日曜日」だわ!キャー、良くない。こんなの私じゃないっ!もっと体力つけて遊ばなきゃ。


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